看護師転職おすすめ5社を比較

看護師転職サイトおすすめ5社を比較│賢いエージェントの選び方を解説

現在日本には130万人ほどの看護師資格を持つ方がいると言われており、(引用元:日本看護協会)就業人数も年間3万人程度のペースで増加しています。

7割が病棟勤務、離職率は11%程度ですが、転職市場も活発で「看護師専用の転職サイト」だけでも数千~数万以上あるといわれています。本当かどうかはわかりませんが笑

これだけ数がある中、何も考えずに転職サイトを選ぶのは、地図もコンパスも持たずに大海原に航海にでるようなものです。絶対にやめてください。

この記事は、看護師転職で不安を感じている方向けの地図とコンパスになるよう設計されています。

数多くの転職サポートを経験してきた株式会社エイムプレイスが、インフルエンサーとして活動しながらも、現役で看護師として働いている「marii」さんに自分にあった看護師の転職の方法を取材しました。

この記事のエキスパート

marii

marii

看護師をしながら空いた時間でフリーでモデル活動やインフルエンサーとして活動をしています。

看護師転職を成功に導く転職サイトの選び方

転職サイトの特徴
  • 有料職業紹介事業の免許を持っている
  • 看護師専門である
  • 多くの口コミがある(利用者が多い)
  • 求人数(と非公開求人)が多い
  • 個人情報の管理がしっかりしている
  • コンサルタントの評判が良い
  • 法令順守を徹底している

最低でも上記は満たしている所を選びましょう。

意外と忘れがちですが「看護師の仕事」を理解しているコンサルタントが多いサイトを選ぶのが大事です。

総合転職サイトなどは病棟勤務を全く理解しておらず希望条件が伝わらず見当違いな転職先を紹介されてしまうこともあるので気をつけましょう。

看護師転職サイトおすすめランキング

1位 レバウェル看護

Sponsored by レバレジーズメディカルケア株式会社

レバウェル看護では、「職場の働きやすさ」に拘っており、年間40,000回(2019年実績)を超える病院や施設への校門取材を実施しています。

レバウェル看護に掲載されている求人は約6万件以上(2019年実績)です。

都道府県別の検索だけではなく、雇用形態や職種、勤務形態や配属先などの希望条件別の検索、そしてフリーワードによる検索にも対応しています。

求人を探すだけであれば登録をぜず、無料で利用出来ます。

レバウェル看護では、無料登録を行うと「転職サポート」を受けることが出来ます。
看護師専門のキャリアアドバイザーがヒアリングを実施。
12万件以上の豊富な医療機関の情報の中から、独自に収集したリアルな職情報を提供するだけではなく、条件交渉の代行も行っています。
電話ではなくLINEにも対応しているので、気軽に相談を行うことが出来ます。

しかし、「ブランク可」等の条件設定はありますが、年代で求人を絞るこむことは出来ません。
そのため数多くある求人の中から、自分の年齢やキャリアに合ったものを探す必要があります。

レバウェル看護おすすめ求人

看護師として専門性を高められます。

江戸川病院

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心臓血管外科に強みを持つ亜急性病院。

関野病院

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がん医療について幅広く学べます。

杏雲堂病院

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2位 マイナビ看護師

Sponsored by 株式会社マイナビ

マイナビでは、看護師だけではなく、ドクターや薬剤師、そして医療介護スタッフ等、様々な転職サービスを展開しています。
そのため、勤務条件だけではなく医療機関の全体像を把握しているのが強みです。

マイナビ看護師に掲載されている求人は、約49,510件(2020年12月25日時点、非公開求人は除く)です。

地域や資格、勤務形態や担当業務、診療科目などで検索出来る他、地域名/病院名のフリーワード検索にも対応しています。
また、こだわりには、「他業種への転職」という選択肢もあります。
看護師資格を活かせる求人をお探しの方におすすめです。

更にマイナビは、「職業紹介優良事業者」事業認定を取得しています。

無料転職サポートに登録をすると、非公開求人にも触れることが出来ます。
キャリアアドバイザーが条件の確認や交渉をしてくれるだけではなく、一緒にキャリアを考えてくれるのも嬉しいポイントです。

マイナビ看護師も他の求人サイト同様、年齢による絞り込みやキャリアによる絞り込みが出来ません。
そのため、ある程度フィルターを掛けた中から、自分に合った求人情報を一つひとつ精査する必要があります。

マイナビ看護師おすすめ求人

産科・小児科・緩和ケア病棟を有する病院。

永寿総合病院

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学びたい人から子育て世代まで多数在籍!

府中恵仁会病院

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がん治療に強みをもつ急性期病院。

江戸川病院

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3位 ナース人材バンク

Sponsored by 株式会社エス・エム・エス

ナース人材バンクでは、求人の公開だけではなく、コラムの掲載や無料転職サポートを行っています。
また、特集にも力を入れていて、「扶養内の求人特集」や「土日休の求人特集」などもあります。

ナース人材バンクでは、求人票にない非公開求人の提供や給与交渉の代行等のサポートを、無料で行っています。
キャリアパートナーは看護師専門かつ地域専任なので、的確な転職アドバイスを受けることが出来ます。

転職求人の検索は、エリア別に分かれています。
こわだわり条件では、職種や勤務・施設形態、診療科目や病床数の検索が出来ます。
「管理職」を指定することが出来るのも嬉しいポイント。
また、フリーワードで検索も可能です。

検索はエリア別に分かれているので、都道府県を指定しないと検索が出来ません。
県を跨いだ検索をしたい場合には、設定をし直す必要があります。

ナース人材バンクおすすめ求人

県西部地域の中核病院を目指しています!

武蔵野総合病院

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地域に根差した患者様第一の医療を

府中病院

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人気の高い病院★循環器経験者歓迎!

荻窪病院

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4位 ナースではたらこ

Sponsored by ディップ株式会社

転職したい病院や会社、施設がある方、なかなか日中は時間をとることができない方、そんな方におすすめの看護師転職サービスがナースではたらこです。

ナースではたらこは、働きたい病院や施設を逆指名するシステムを看護師転職業界ではじめて導入した転職エージェントです。

自分が転職したい病院などの転職先があれば、その時点で公開されていない求人でもキャリアドバイザーが求人状況や条件等を確認してくれます。もしなかった採用を行っていなかった場合も9万件を越える求人を扱っていますので、希望にそった形で求人を紹介してもらうことができます。

また、ナースではたらこは24時間相談を受けつけてくれる窓口が設置されています。他の転職エージェントでは相談窓口の対応時間が決まっていることがほとんどですが、ナースではたらこの場合は時間を気にせずに利用することができますので、勤務時間が不規則な看護師にとって非常に使いやすいサービスとなっています。

■ナースではたらこおすすめ求人

台東区三ノ輪病床45床の回復期専門のリハビリ病院。

同善病院

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新宿区原町にある病床数50床の急性期病院。

むかいじま病院

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急性期分野のスペシャリストを目指す方に。

相澤病院

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5位 医療ワーカー

Sponsored by 株式会社トライト

医療ワーカーは厚生労働省から正式に許可を受けている人材サービスで、適切に個人情報の取扱っている証である「プライバシーマーク」に加え、厚生労働省が認定する「職業紹介優良事業者認定」も取得しています。

さらに、長年の実績で培った各施設との信頼関係により、一般には公開されていない好待遇の求人を探すことが可能。非公開求人も含めると9万件以上で、求人数は業界トップクラスです。転職先を「地域」や「病院規模」といった限定的な条件で探している人でも、希望の求人が見つかりやすくなっています。

医療ワーカーは全国に14拠点あるので、勤務地も全国各地に対応。転職先の種類が多いのも特徴で、病院や介護関連施設だけでなく、クリニックや企業内看護など近年看護師に注目されている業種も取り扱っています

また、サイト内に看護師に特化した履歴書の書き方や退職ポイントなど、お役立ち情報が多数掲載されているのも魅力の一つになります。

現在は転職相談だけでなく、履歴書の添削や模擬面接まで対応してくれる無料の「Webカウンセリング」を実施中です!

■医療ワーカーおすすめ求人

年間休日124日とお休みが多くプライべートも充実!

河北総合病院

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残業月平均4時間程度とほぼなし!退勤後の予定も◎

王子光照苑

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人気の高い病院★循環器経験者歓迎!

友仁病院

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働きやすさを妥協したくない方、充実したサポートで納得できる転職をしたい方におすすめなのが1位のレバウェル看護です!

レバウェル看護が独自で収集しているリアルな職場情報活用したり、キャリアアドバイザーが条件交渉も代行したりしてくれますので、転職の成功に近づくことができます。

LINE等で気軽に相談することもできるので、まずは無料登録して求人を確認してみてください。

看護師が転職する流れをわかりやすく解説

ここからは、実際に看護師が転職する流れをさらっと解説します。

転職までの流れ
  1. 転職と退職の事前準備を進める
  2. 転職する方法を決める
  3. 空き時間で情報収集を行う
  4. 履歴書、職務経歴書を作成する
  5. 求人に応募して面接対策を行う
  6. 面接を受けて条件交渉をする
  7. 内定が取れたら雇用条件を確認する
  8. 業務の引き継ぎを行い円満退職する

基本的には上記8つのSTEPで転職が完了します。一つ一つ解説していきます。

STEP1 転職と退職の事前準備を進める

看護師が転職をしようと考えた場合、まずは転職と退職の事前準備が必要です。

転職の事前準備として、転職の目的や希望条件を明確にします。「なぜ転職をするのか」「どんな職場に転職したいのか」をハッキリとさせておくことで、転職先の絞り込みや面接時の自己アピールに繋がります。また、あわせて「譲れない条件」と「妥協できる条件」を決めておきましょう

さらに、転職のスケジュールを把握しておくことで、退職の準備がしやすくなります。看護師の転職は書類選考から面接までのスパンが短く、面接の回数も少ないので、3週間から1ヶ月程度で内定までスピーディーに進みます。内定を貰ってから慌てて退職の準備をしてしまうと、退職時期が合わずにトラブルの原因となってしまうので注意しましょう!

STEP2 転職する方法を決める

看護師が転職する方法は、大きく分けて「知人や同僚の紹介」「ハローワークやナースセンターの利用」「転職サイトやエージェントの活用」の3つがあります。

知人や同僚に紹介してもらう場合は、一般的な求人情報には記載されていない「現場のリアルな情報」を入手することができます。転職先を判断するには、最も効果的な方法です。

ハローワークやナースセンターは、国が設置している行政機関や看護協会が運営している職業紹介事業なので、信頼性の高い機関で安心して転職先を探すことができます。

また、看護師が転職する場合、転職サイトやエージェントの利用は必須です。情報量が豊富で専門のアドバイザーによるサポートも充実しているので、時間や場所を問わず、自分に合った仕事探しが可能になります。エージェントであればスケジュール管理や応募書類の添削、模擬面接といったサービスも受けられるので、転職初心者にはベストの転職方法ですよ!

STEP3 空き時間で情報収集を行う

転職の事前準備と方法が決まったら、さっそく転職の情報収集を始めましょう!空き時間を使って、自分の希望条件に合った職場を探します。

実際の詳細な求人情報を確認することで、明確なビジョンが見えて転職が具体的になります。

しかし、忙しい看護師の仕事の合間に情報収集するのは非常に大変です。時間が作れずに十分な情報が集められない可能性が高いので、転職エージェントを併用しましょう。

転職エージェントを利用することで、専門のアドバイザーが最適な求人情報を持ってきてくれます。効率的な方法で、病院や施設の情報収集を進めてくださいね!

STEP4 履歴書、職務経歴書を作成する

情報収集をして希望する病院や施設がある程度決まってきた段階で、履歴書や職務経歴書を作成します。

職場によっては、求人に応募する前に「病院見学」をするケースがありますが、見学後にそのまま面接するケースもあるので、履歴書が必要になります。

履歴書や職務経歴書などの応募書類は、希望の転職先に内定をもらうための最も重要な判断材料なので、、書類選考で落とされないようなものを作成しましょう!

しかし、履歴書や職務経歴書は意識するべきポイントが多く、クオリティの高い内容に仕上げるのは、忙しい看護師にとっては至難の業です。

そこで、転職エージェントのキャリアアドバイザーを活用して、面倒な書類作成も効率的に進めるのがおすすめですよ!

STEP5 求人に応募して面接対策を行う

応募書類を送って書類選考を通過した後は、いよいよ面接になります。面接は希望の転職先から内定を貰える1度きりのチャンスなので、さまざまな場面を想定した事前準備が非常に重要です。

看護師転職の面接では自己PRや志望動機、退職理由や今までの経験など、必ず聞かれる質問事項があるので、事前に内容をまとめて話す練習をしておきましょう。

もしも「自分が考えた志望動機や自己PRが大丈夫か不安」「緊張してきちんと話せるか心配」という場合は、転職エージェントのサポートを受けるのがベストです。添削や面接対策を納得いくまで受けられるので、自信を持って面接を迎えることができますよ!

STEP6 面接を受けて条件交渉をする

面接は転職先ごとに異なりますが、基本的には30分程度で終了することが多いです。採用担当からの質問にしっかりと受け答えできるように、面接対策で行ったポイントを事前に確認しておきましょう。面接が終わった後も油断せず、最後まで気を抜かないで帰宅します。

また、転職は人生における大事なターニングポイントです。「現在よりも給料が高い職場」「雰囲気や人間関係が良好な職場」「プライベートも充実させやすい職場」など、理想の転職を実現するために、条件交渉をするのも大切になります。

しかし、面接時に条件交渉をするのは難しく、一歩間違えると内定が取り消しされてしまう可能性もあります。転職エージェントを利用しているのであれば、担当のアドバイザーが代わりに交渉してくれるので、1人で交渉するよりも安全かつ好条件になりますよ!

STEP7 内定が取れたら雇用条件を確認する

希望する転職先の内定が取れた場合は、雇用条件を最終確認して、問題がなければ承諾して転職活動を終了させましょう。

内定が貰えると浮かれてしまいますが、最後まで油断せずに、細かい条件を確認することが重要です。

自分で確認するのが大変であれば、専属のアドバイザーにも一緒にチェックしてもらうと安心ですよ!もしも相違が合った場合や納得できない条件を提示された場合は、そのままアドバイザーに交渉してもらいましょう。

STEP8 業務の引き継ぎを行い円満退職

転職先が決定した後は、業務の引き継ぎを行って円満退職しましょう。トラブルを避けて円満退職するためには、約1ヶ月前に辞職を意思をハッキリと伝えて、余裕を持って引継ぎをする必要があります。

また、退職後に期間を空けて転職先へ入社する場合、厚生年金や健康保険の被保険者資格を喪失することになります。さまざまな手続きを自分で行う必要があるので、後回しにせず、早めに済ませておきましょう!

転職するか迷っている看護師に最適な転職タイミング

看護師として新たな職場で仕事をするには、現在の職場を退職する必要があります。

看護師は転職をしている方が多い業界でもあるので、転職をしている人は身近にいるかもしれませんが、いざ自分がこれまで務めてきた職場をやめるとなると、どんなタイミングで伝えればいいのかと悩ましく思うことがあると思います。

そこでここでは、気持ちよく職場を去っていくためにも、気持ちよく退職しやすいおすすめのタイミングと迷惑をかけない退職方法を解説していきます。

時期おすすめする理由
年度末ほかの退職者も多く円満退職しやすい
人事異動のタイミング職場の入れ替わりがあるので退職しやすい雰囲気が生じる
看護研究などの活動がひと段落した後チームの人に迷惑をかけなくて済む
求人が増えるタイミング転職の選択肢が増える

①年度末

最も一般的な退職のタイミングが年度末です。

年度のはじまりには新人や中途採用者など人員補充がある場合も多いので、自分の退職に欠員の不可を軽減させることができる可能性が高いです。

年度末に退職を考えた場合、看護師の求人は1~2月頃に多くなる傾向がありますので、3月頃にやめることを想定した上で2~3ヶ月程度前から転職活動を実施することが重要となります。

②人事異動のタイミング

職場内で職員の入れ替わりが実施されるタイミングとなり、比較的退職しやすい雰囲気が生じるタイミングとなります。

人事異動の事例が決まってからの退職の場合、相手に迷惑をかけることが多くなりますので、人事異動が実施される半年~2ヶ月前までには退職の申し出をするのがおすすめです。

③看護研究などの活動がひと段落した後

看護研究などの活動がひと段落した後医療ケア以外にも研究活動や委員会などに関わっている方もすくなくないと思います。

研究の途中に職場をやめるとなると、引き継ぎに時間がかかったり、辞めたあとも連絡を取り合う必要性が生じたりと、お互いに大変な思いをすることがあります。

迷惑をかけてやめると最後に割る印象を与えることになってしまい気持ちがいいものではありません。

職場に迷惑をかけたくない人や、スムーズな退職をしたいかたは区切りのいい時期を選んで退職をするようにしてください。

④求人が増えるタイミング

看護師の求人が増える1~2月、7月も退職にはいいタイミングです。

求人が増える時期は転職も決まりやすいので、自身の転職活動もスムーズに進めることができます。また、求人が増えるタイミングについては業界全体で人が移動することが多い時期とも言えます。

職場も退職者がでることに慣れている時期であるとも言うことができ、比較的退職がスムーズに伝えやすい時期となります。

辞めるタイミングと注意点

退職に適したタイミングを紹介しましたが、辞めるタイミングを決めた上で職場に迷惑をかけずに円満に退職するためのポイントや注意点もありますので紹介していきます。

①退職の意志は早めに、希望日を明確に伝える

職場によって規定は異なりますので就業規則を確認することも大切ですが、直前になって退職を伝えないことが最も大切です。

仮に2週間前に退職希望を伝えたとすれば、人員調整など多くの迷惑をかけてしまうことになります。

また、退職前には有給休暇の消化もしなければならないので、シフトに影響が出てしまう可能性もあります。

ですので、基本的には2~3ヶ月程度の余裕をもった上で退職の意志を伝えるようにしましょう。

また、退職日を明確に伝えないと、組織も本格的に調整に動き出すことができますので、退職日もしっかりと伝えるようにしてください。

②引き継ぎを十分にする

職場での経験年数が長かったり、職位を持っていたりする場合は引き継ぎを行うことが重要です。

辞める人を送り出す人は、気持ちよく送り出したいと思っている反面、業務への不安も感じるものです。その不安を十分な引き継ぎによって少しでも安心に変えることが重要となります。

終わりよければ全て良しではありませんが、最後にネガティブな印象で終わるのではなく、不安をできるだけ払拭して退職することでポジティブな印象を与えられると、自分自身も成長ができますし、気持ちよく退職することができます。

「どうせ辞めるから」といった気持ちは持たず、お互いが気持ちよく働けるよう最後まで気を抜かずに仕事に取り組むことが重要です。

看護師が転職先に求めるものは「良好な人間関係」

——mariiさんは今まで病院以外で転職された事はありますか?

はい!あります。今年で看護師7年目になるのですが、今まで5回転職をしました。1番最初に勤めた所は総合病院では珍しい透析病院でした。その後美容クリニック、耳鼻咽喉科クリニックを経て、応援ナースとして施設へ勤め、現在は同じく応援ナースとして総合病院に勤めています。

——そうなんですね!あげていただいたような美容クリニック、施設以外で一般職に転職されている方もいらっしゃいますか?

もちろんいます!一般のIT企業に転職する看護師もいれば、自分で起業している看護師もいるので、病院以外でも様々な所で働く事ができます。

——mariiさんは、今まで転職を5回を経験されていますが、転職に求めたものは何でしたか?

私が転職に求めたものは、1つの病院だけではなくて様々な所で色々な経験がしたいと思い、ジャンルが違う所で働きたいなと考えて転職しました。

——mariiさんは、「経験を積みたい」ということが転職に求めたものですが、他の看護師の知り合いの方の転職の理由で1番多いものって何ですか?

転職しよう!良い環境で働こう!と思ったら、転職エージェントの方に相談した方がいいと思っています。病院内の事情を細かく知っていたり個人では調べられない情報を知っているので、自分の働き方にあった環境を探す事ができます!エージェントの方に相談しにくいと感じる方は、看護師仲間から自分が働きたいなと思っている病院の話を聞いてから転職活動をするようにしています。

病院によっては、夜勤が多かったり、逆に夜勤に入れなかったり。勤務時間外に会議や、研修がある病院もあります。人間関係の確認はそこで働いている年齢層を確認したりしています。どの年齢層が多いかでだいたい病院の雰囲気って分かるんです。笑
あとは、その病院で働いている人たちが新卒で入社した人がほとんどなのか、中途で入った方が多いのかも確認します。新卒ばかりの病院に行くと、「他の病院でも働いていたのだから経験しているし出来るでしょ?」と思われて、教えてくれるサポートがつかなかったりするので事前にしっかり調べてデメリットを確認しておくことが大切です。

看護師転職サイトを使わない方がいい人の3つの特徴

  1. 転職先がすでにある程度決まっている人
  2. ゆっくり時間をかけて転職をしたい人
  3. 妥協できる点が一切ない人

関連記事:看護師転職サイトを使わない方がいい人の特徴

上記のような人は転職サイトを使わない方がいいかもしれません。

そもそも転職サイトは「自分の希望条件に合う職場を探す」サービスなのですでに希望転職先が決まってる人にとってはそこまで大きなメリットはありません。

またキャリアカウンセラーとの面談やメール対応などがあるので、自分のペースゆっくり転職をしたいという人にも不向きです。半年~1年先の転職を検討しているのであれば転職サイトを使わなくてもいいのかなと思います(もちろん情報収集の為ならOK)。

また、コンサルタントは希望条件を元に求人を紹介するのですが、すべての希望条件を満たす求人に出会えないことも当然あります(給与はいいけど場所が微妙、みたいな)。そういった時に全く妥協が出来ない人は転職サイトを使わない方が幸せかもしれません。

看護師が使わない方がいい3つの転職サイト

転職サイトにはメリットが多いので、基本的に看護師は全員転職サイトを使うべきです。しかし、中には「看護師が使わない方がいい転職サイト」が存在するので注意してください。具体的には、以下の2つが挙げられます。

大手総合転職サイト

大手の総合転職サイトは、全ての業界の細かい分野までバランスよく取り扱っているので、看護師の求人はそれほど多くありません。選択肢が少なく、求める条件に合った仕事に出会える確率が低くなります。

さらに、キャリアアドバイザーも幅広い分野を担当しているので、看護師の業界に詳しくない可能性があります。知識が無いので適切なアドバイスが得られず、スムーズに転職活動を進めることができません。看護師が転職する場合は、医療や看護業界に特化した転職サイトを利用しましょう。

口コミや評判の悪い転職サイト

看護師転職サイトは転職先の病院などから紹介料を受け取っており、その紹介料によって運営されています。一部の口コミや評判の悪い転職サイトでは、この紹介料を稼ぐためにマッチしていない場合でも良いことばかり伝えて転職させるケースがあります。そうすると転職先とのミスマッチが発生してしまい、納得のいく転職ができない可能性が高くなります。

さらに、口コミや評判の悪い転職サイトはキャリアアドバイザーの連絡頻度も少なめで、転職先もブラック企業が多いので注意が必要です。口コミをしっかり確認するようにしましょう。

高額な祝い金で勧誘してくる転職サイト

以前は転職すると最大30万円~40万円程度の祝い金がもらえる転職サイトがたくさん存在していましたが、2021年4月の法改正で、転職祝い金などの名目での金銭などの提供が禁止されました(引用元:厚生労働省)。

厳密には「社会通念上相当とみとめられる程度を超えた金銭提供が禁止」なので、1円たりとも求職者に対して支払ってはいけないという意味合いではありませんが、高額の祝い金で勧誘してくるサイトは法令を遵守していないという姿勢から選ばない方がいいでしょう。

看護師転職は求人サイトではなく転職エージェントを活用した方がいい

——看護師さんの転職の方法だと、mariiさんの仰っていた転職エージェントのほかに、求人サイトなどもありますが。

そうですね!求人サイトや病院が直接募集を出している求人を見ての応募もあります。ただ、なかなか多忙な職業なので、求人の内容だけでは人間関係などの病院内の事が分からなかったり、面接の日程等も自分で決めないといけないので自分で探すとなると結構大変です。

関連記事:看護師が転職先を自分で探す方法と注意点

——全部自分でこなさないといけないのは大変ですよね…やはり、転職エージェントの方に相談した方がいいと感じましたが、初めて使う方や今まで使ってあまり良い印象を受けなかったという方へ、自分にあったエージェントを探す為に見極めるポイントはありますか?

人材エージェントに登録すると、電話が掛かって来るのですが電話が来るまでどんな人が対応してくれるか分かりません。自分の目指しているキャリアやライフプランを話して、自分に合いそうな病院を紹介されたときに、メリットより、「多くのデメリット」を話してくれるかで判断しています。自分から何か要望を伝えたときも、「厳しいものには厳しい」と、親身になって応えてくれる方連絡したときの返事が早い方に紹介してもらうといい転職が出来ます。
とはいえ、エージェントの方との相性もあるので、違うかなと思ったら違うエージェントの方が対応してくれます。意思をはっきり伝えられれば自分にあったエージェントを見つける事が出来ると思います。

——看護師さんの転職で失敗しないためには「良いエージェントに出会う」ことが大切だと思うのですが、エージェントに必ず伝えたり聞いた方が良いことはありますか?

私が絶対エージェントの方に聞くのは、人間関係や、有給残業時間のことはもちろんですが、直近でその病院を退職した人の退職理由休日に会議や勉強会の出席がないかどうか、新人で入社して先輩のフォローがついているか何歳ぐらいの人が多く働いていて看護師経験が何年目の人が多いか聞いています。
自分では調べられない事を聞いたときに濁さずに応えてくれる方、どれだけその病院の情報を多く把握出来ている方は、とても良いエージェントだと思います。

看護資格を活かせる!病院以外の「珍しい仕事」

看護師資格は国家資格であり、看護師の経験を活かして働くことができるのは病院だけではありません。

一般企業への転職も勿論選択肢にはありますが、看護師転職では資格を活かした職種を選んだ方が新しい職場で活躍できますし、年収も上がりやすく、転職で成功する確率が高まります。資格を活かせる病院以外の「珍しい仕事」には以下の様な職場があります。

一般クリニックの看護師

一般的なクリニックとは正確に言えば病床数が19以下の医療施設のことで、医療法では「診療所」に分類されます。クリニックにおける看護師の仕事は、外来治療にあたる医師の補助作業がメインです。

診察時間が平日に限られているクリニックが多く、土日に診療する場合でも午前中だけという場合が大半です。病院のように夜勤をする必要がないのが最大のメリットです。また、基本的には救急患者や入院患者を受け入れることがないので、オンコールへの対応や医療関係者としてのプレッシャーも少ない職場といえます。

給料や年収は?

平均400~450万円

クリニックや診療所に勤務する看護師の年収は、大学病院や総合病院よりも低めの平均400~450万円程度です。夜勤がないので深夜手当が付かない、基本的には残業や休日出勤する必要がほとんどないという理由から、病院勤務の看護師より年収が少なくなる傾向にあります。

クリニックと病院の違いは仕事内容?

病院は多くの患者を効率良く対応していくために、看護師の仕事を分業制にしているのが一般的です。分業のカテゴリーは病院によって異なりますが、基本的には「受付と会計業務」「クラーク業務」「レセプト業務」の3つに大別されます。病院ではそれぞれの業務に看護師が配置され、担当する1つの仕事を深めていくスペシャリストを目指します。

一方で、クリニックの看護師は少ない人数で仕事をするので、分業制ではなく看護師一人ひとりが全ての業務を担当します。業務全般を担当するので医師や他の看護師との連携を取る機会が多く、様々な仕事をこなせるゼネラリストを目指すことになります。

一般クリニックの看護師になるには

基本的な業務は病院と同じですが、クリニックの看護師は全ての業務を担当するので、状況に合わせて臨機応変に対応できるスキルが求められます。また、患者と接する機会も病院より多くなるため、コミュニケーション能力や心理カウンセラーなどの患者対応のスキルを持っていると高く評価されて転職しやすくなります。

大手企業の医務室で働く産業看護師(企業看護師)

産業看護師は、企業の保健室に勤務し、従業員の健康管理などを行う職種です。夜勤や時間外勤務がほとんどなく週休2日制が確保できることが多いのも魅力のひとつです。

企業の社員を対象に仕事をするので、基本的には相手が健康であることや、緊急の医療処置を行う機会も少ないの精神的にも余裕を持って仕事ができる環境と言えます。

給料や年収は?

平均500~600万円

産業看護師の給料の平均は、月収で30~40万円、年収で500~600万円が相場とされています。ただし、産業看護師は就職する企業によって給料が大きく変化します。産業看護師はその企業の従業員という立場になるので、給与体制も社内規定によります。

企業看護師になるには?

産業保健看護職の専門制度として「産業保健看護専門家(看護師)制度」があり、登録者試験を受けることで登録を行うことが出来ます。

試験は誰でも受けることが出来ますが、看護師の場合専門家制度登録試験を受けるまでに衛生管理者1種の資格を取得する必要があります。

美容クリニック(美容外科)の看護師

看護師の職場として、現在人気が高まっているのが「美容クリニック」です。美容クリニックの看護師は診察や診療のサポートをはじめ、脱毛機などの機械操作や整形手術の補助などを担当します。

美容クリニックは基本的に入院施設がないので、夜勤がなく日勤のみの採用が多いです。さらに、福利厚生に社員割引が導入されているクリニックでは、施術やコスメの購入がリーズナブルな値段になるのも大きなメリットです。美容に興味がある方や日勤帯中心で働きたいという方に向いている職場と言えます。

給料や年収は?

平均500~650万円

美容クリニックの看護師の給料は、平均月収で35~50万円、平均年収で500~650万円と高く設定されています。

その理由はやはり美容クリニックの「自由診療」によるところが大きいです。料金を自由に設定でき、1回の施術の利益が大きいので、看護師の給与水準が高くなるのです。

年齢や容姿は関係ある?将来性は?

美容看護師は若くて美人じゃないとなれないの?と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、実は容姿や年齢を採用基準に取り入れている美容クリニックは少ないようです。

美容クリニックの仕事柄、加齢などによる容姿の悩みを持った年配の患者も少なくありません。そこで、悩みを共感できて安心感を与えられるベテラン看護師を歓迎している美容クリニックも多くあります。美容クリニックでは容姿や年齢よりも、笑顔と清潔感がある親しみやすい看護師を重視しています。

さらに、美容業界は新規顧客が年々増加傾向にあり、女性のより美しくなりたいという「美の欲求」が尽きることはありません。新型コロナウイルスによる「おこもり美容」の流れもあるので、今後も美容に対する興味関心は増えていきます。そして美容クリニックは人手不足で売り手市場なので、将来性も高いと考えられます。

美容看護師になるには?

美容クリニックも医療機関なので、看護師として働くには当然ながら「看護師免許」「准看護師免許」が必要になります。また、患者とのコミュニケーションも美容関係が中心で、カウンセリングや営業も必要になるので美意識の高い看護師が求められます。

治験コーディネーター

製薬会社が新薬を開発する最終段階で、人体への効果と安全性を確認するために「治験(臨床試験)」が行われます。その治験を円滑に実施できるよう、さまざまな調整をするのが治験コーディネーターです。

基本的には書類作成などのデスクワークが多いので、体力的な負担が少なく夜勤や残業もほとんどありません。また、治験の種類によって異なりますが、病院では医師や看護師だけでなく検査技師や薬剤師、病院以外では製薬会社の担当者など多数の関係者と仕事を進めていきます。仕事をするごとにビジネスマナーやスキルが身につくのも、メリットです。

給料や年収は?

平均400~500万円

治験コーディネーターの平均年収は、400~500万円前後です。ただ、治験コーディネーターは昇給率が病院の看護師よりも高いので、活躍次第では600万円以上の年収も充分に狙うことができます。

治験コーディネーターになるには?

治験コーディネーターになるために資格などは必要ありませんが、求人情報には「看護師有資格者優遇」などの記載が多くなっています。医学や薬学に関する知識が必要なので、医療系の資格を持っている人や病院勤務の経験がある人が優遇される傾向にあります。

また、「日本SMO協会公認CRC制度」「日本臨床薬理学会認定CRC制度」「SMONA認定CRC制度」などの認定資格が設けられているので、これらの資格を取得すると転職が有利になります。

看護師転職の面接でよくある質問&回答例

転職の面接で失敗しないためには、情報収集をして質問の答えを用意するなど「事前準備」が大切です。入念な準備をしておくことで面接への不安が軽減するので、よくある質問の回答例を参考に、自分の言葉でアピールするようにしましょう。

自己PR・志望動機・退職理由・逆質問

よくある質問の回答例は以下の通りです。

◇自己PR◇


私の強みは冷静な判断と対応力です。学生時代のアルバイトではトラブルにも焦らず冷静に対処し「落ち着いている」と評価されました。また、看護実習でも講師に「いつも冷静に対応できている」と言われたことがあります。医療の現場では緊急性の高い場面が多いので、持ち前の冷静さと対応力を活かして尽力したいです。

面接では自己PRを聞かれることがほとんどですが、採用担当者は応募者の性格や強みを把握するために質問しています。コミュニケーション能力や対応力といった看護師に必要な強みを、具体例を挙げながらどのように仕事に活かせるかを説明するのがおすすめです。また、前職での看護師経験やスキルをアピールするのも忘れないようにしましょう。

◇志望動機◇


看護師として3年間働いた経験で、人と人とのつながりに看護師としてのやりがいを感じるようになりました。今回、貴院を志望したのは、理念として掲げている地域と人に根差した医療に貢献していきたいと考えたためです。

志望動機では、転職したい理由をポジティブに説明しましょう。前職での不満やトラブルなどのネガティブな内容をそのまま伝えてしまうのはNGです。また、転職先の情報を盛り込むと印象が良くなります。病院やクリニックの情報を十分にリサーチし、転職理由と転職先の理念や方針がマッチしていることをアピールできるとベストです。

◇退職理由◇


前職では総合病院に勤務し、看護師としてのスキルを一通り身に付けました。今後はさらなるスキルアップのために、周囲のスタッフと協力しながら切磋琢磨できる環境に身を置きたいと考え退職しました。自分自身のスキルを正当に評価していただける貴院なら、より高いレベルの現場で、より高いモチベーションで働くことができると思っております。

退職理由は、応募者の仕事における価値観や同じ理由で辞めないかを確認するための質問になります。責任感のある人物だと感じてもらえるように、志望動機と同様にネガティブな内容をポジティブに言い換えて伝えるようにしましょう。

◇逆質問◇


  • 入職前に勉強や準備しておくべきことはありますか?
  • どのような経歴の看護師が活躍していますか?
  • 働いている看護師の人数や平均年齢を教えてください。
  • 院内勉強会や外部の研修会に参加する機会はありますか?
  • 入社後の研修などはありますか?

面接終盤に高確率で聞かれる逆質問を求められたときに、「特にありません」とストレートに伝えてしまうのはNGです。志望度が低いと受け取られてしまうので、最低3つは逆質問を準備するようにしましょう。基本的に質問の内容は自由ですが、ホームページを見れば分かる内容や既に説明されている内容は印象を悪くしてしまいます。

さらに、給料や休みなどの待遇面についての質問は、面接官にネガティブな印象を与えてしまうので避けたほうがよいです。どうしても質問したい場合はオブラートに包むようにしてください。

失敗談・インシデントの有無

失敗談や、看護師ならではのインシデントの有無についても質問される可能性が高いので、しっかり準備しておきましょう。

◇失敗談◇

看護師として勤務し始めた頃に、処方する内服薬が切れてしまった患者さんがおり、主治医が診察で外していたので、戻ってきてから確認しようと自己判断してしまったことがありました。その場合は主治医以外の医師に相談して処方をもらうべきだと先輩に指摘され、急遽処方してもらいましたが、内服時間が変わったことで、患者さんのタイムスケジュールをずらしてしまいました。緊急性のある薬ではないと判断してしまいましたが、患者さんの生活や処方リズムについて考えていないと気づきました。それ以来、常に患者さんの生活を大切に考えて行動するようになりました。

失敗談については、失敗を客観的に振り返ってそこから学習できているかを把握するために質問されます。失敗を素直に受け止めていることが大切で、他人に押し付けるような表現はNGになります。最後には必ず失敗を経て学んだことや、改善された行動について付け加えるようにしましょう。

マナーや服装にも注意

面接では受け答えだけでなく、服装や身だしなみも重要なポイントです。特に看護師は清潔感と仕事が直結するため、服装や身だしなみが整っていることは最低限の判断基準になります。

スーツはブラックやネイビーグレーなどの落ち着いた色が基本で、シャツは派手な色や柄は避けて白いブラウスを着用するのがおすすめです。スカート丈は長すぎず短すぎない膝丈程度に整え、靴もスーツに合わせてヒールが低めのパンプスや革靴を選びましょう。鞄はA4サイズの書類が入る大きさがベストで、自立するタイプだとなお良いです。

髪は自然な色で長い場合はすっきりとまとめておきます。ボサボサで前髪が目にかかっている状態は、不潔な印象を与えてしまうので避けましょう。

もちろんネイルやアクセサリーは付けずメイクもナチュラルにします。濃いチークやアイメイク、派手な口紅は清潔感がなくマイナスな評価となる場合があので注意してください。

よくある看護師転職での失敗パターン

看護師転職で失敗してしまうパターンとして、主に以下の2つが挙げられます。どちらも気づかずにやってしまう可能性があるので、転職を成功させるためにも当てはまる場合は注意してください。

自分で求人を探すのはおすすめしない

自力で転職活動をする場合、求人情報の収集から面接の日程調整など膨大な作業を1人でこなす必要があります。

看護師は忙しく、体力的にも精神的にも負担が大きい仕事ですので、情報収集の時点ですらかなりの時間と労力がかかります。

情報を集められないまま転職すると待遇面で失敗するケースも非常に多いので注意してください。

事前の情報不足による転職後のミスマッチを防ぐために、転職サイトを利用して担当のキャリアアドバイザーに情報収集を含めた全ての作業を代行してもらうのがおすすめです。

求人に直接応募する

看護師の求人に直接応募する場合、企業側に有利すぎる条件で転職してしまう可能性があります。転職の時に最も気になる「勤務条件」や「給与」などは、自分からは交渉しにくい内容ですよね。

求人に直接応募してしまうと、これらをしっかりと確認したり、交渉してより良い条件にすることがほぼ不可能となります。しかし、看護師転職サイトを利用することで、担当のキャリアアドバイザーに代わりに交渉してもらうことができます。

自分の希望する条件に近づけるだけでなく、転職後のギャップでトラブルが起こる心配もないので安心です。このように、「自分」で「直接」転職活動をしてしまうと失敗する可能性が高いので、実績のある看護師転職サイトを利用することが大事になります。

【結論】看護師が転職するならエージェントを活用すべし!

——やはり、転職するならエージェントに相談すべし!ですよね?

はい!「自分にあった働き方」を自分で探す事は、時間も労力も掛かりますし、中の状況までしっかり調べる事が難しいです。
なので、「いい転職」をするならエージェントを活用した方が絶対いいと思います。1つの転職サイトだけではなく、いくつかの転職サイトに登録して、事前のメリット・デメリットの情報を集める事が大切です。
エージェントには、遠慮せずに自分の意思をしっかり伝えて、いいパートナーを見つけてください!いいパートナーが見つかればどんな些細な事でも相談しやすいので、転職に失敗がなくなります。
自分らしく働くために、是非エージェントを上手に活用してみてください!


現役で看護師をしながらインフルエンサーとして活躍しているmariiさんに、看護師転職で自分に合った転職が出来るよう、様々なことをお伺いしました。色々な転職サイトを使ったからこそわかる、自分にあった転職サイトを見つける方法は貴重すぎるお話でした!

株式会社エイムプレイスとしての、おすすめの看護師転職サイトを紹介しています!
Mariiさんのお話を参考に用途や目的に応じて、自分に合ったエージェントを探しましょう。

この記事のライター

編集部

佐藤拓馬

一般職の転職から医療系専門職の転職まで豊富な知識で幅広いジャンルの執筆を行っている。