薬剤師の平均年収・給料はいくら?世代別や職業別の平均年収を一挙大公開

薬剤師として働く中で自分の年収が平均よりも高いのか低いのかと気になる方や、どうやったら年収があがるのだろうかと疑問に思う方も多いと思います。

本記事では薬剤師の年収について、年代別や働く職場別などで徹底的に解説しつつ、年収を上げる方法について紹介しています。

今回現役の薬剤師として活躍されているKaoriさんに取材をさせていただき、薬剤師として年収を上げる方法や薬剤師の働き方についてお聞きしてきました。ぜひ参考にしてみてください!

この記事のエキスパート

kaori

近畿大学 薬学部を卒業。 第100回薬剤師国家試験に合格し、大手調剤薬局チェーンに入社。3年間の勤務後、調剤薬局に転職。…

薬剤師年収が低いといわれているのは嘘?性別・年代別の平均年収

薬剤師は「年収が低い」と言われることがありますが、実際はどうなのでしょうか?

平成30年の「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師全体の平均年収は「548.3万円」です。

中央値は450~530万円で、基本給は20〜40万円前後と年齢や性別によって大きく変動します。

そこで、性別と年代別にそれぞれの平均を見ていきましょう!

——Kaoriさんは薬剤師としてどのような経歴を歩まれてきましたか?

最初は大手の調剤薬局に就職しました。私は薬剤師を目指したきっかけが「一生働ける」ことでしたので、環境が厳しく研修も厳しいところで色々と学べたらと大手の調剤薬局を選びました。現在は小さな個人薬局で働いています。

——大手のほうが給料が良かったなど何か特徴はありましたか?

出張が多い会社だったのですが、出張手当はでるものの、他の薬局よりも給料の水準は低めでした。

薬剤師は色々な働き方があって、派遣薬剤師という働き方もありますが、知り合いの場合は地方に1ヶ月派遣にいって月収100万円という話を聞いたこともあります。

同じ薬剤師という仕事ですが、会社によって給料は大きく変わってくるのが現実だと思います。

男性薬剤師・女性薬剤師の平均年収

男性女性
平均年収336〜730万円391〜619万円
中央値480万円387万円

一般的な男性の平均年収は約336〜730万円で、中央値は約480万円ほどになります。

男性薬剤師は初任給の時点で、調剤薬局であれば年収370~400万円前後、ドラッグストアであれば年収500~550万円前後、病院関係であれば年収320~400万円前後です。

男性薬剤師は、年齢が上がるごとに安定して月給と年収が上昇していく傾向があり、50代後半の730万円前後がピークとなります。年齢とキャリアを重ねることで、一般薬剤師から昇進する場合が多く、他職種の平均年収よりも比較的に高い数値です。

また、一般的な女性の平均年収は約391〜619万円で、中央値は約387万円ほどになります。

女性薬剤師も年齢と共に年収が上がっていきますが、50代前半でピークを迎え、平均年収の上限も男性薬剤師に比べると低くなっています。薬剤師は他の職業と比べても、子育てが落ち着いた40代以降にも安定した年収が期待でき、徐々に金額も上がることが見込めます。

令和2年9月に国税庁が発表している「民間給与実態調査」によると、日本人の平均年収は436万円なので、男女ともに「薬剤師の年収は低い」というのは、間違いである可能性が高いといえます。

新卒薬剤師・20代の平均年収

初任給平均年収
調剤薬局22~30万円300~450万円
病院20~25万円300~400万円
ドラッグストア30万円400~500万円
製薬会社22万円300~350万円

初任給は、薬剤師の働く場所によって変動します。

調剤薬局で働く薬剤師の初任給は、月22~30万円程度といわれており、年収にすると300~450万円前後です。

病院で働く薬剤師の初任給は月20~25万円前後で、年収は300~400万円ほどですが、各種手当てにより基本給や年収の上昇が見込めます。

ドラッグストアの場合は、初任給が月30万円前後で年収は400~500万円ほどです。

製薬会社は、初任給が月22万円前後で年収は300~350万円と、薬剤師の中でも比較的に平均年収が低い傾向にあります。

20代の薬剤師の平均年収は「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、男性が年収408万円と女性が年収418万円で、平均年収で男女の差はあまりありません。20代ではドラッグストアの平均年収が高く、昇給速度も比較的速いと言われています。

——薬剤師で年収1,000万円を稼ごうと思ったらどのようにすればいいと思いますか?

調剤薬局などで働いている場合経験を積んでいけば500~600万はいけると思いますが、そこから更に上がっていくのはなかなか難しいと思います。しかし調剤薬局ではなくMRや大手の製薬メーカーの場合年収1,000万円を越えるケースはザラにありますので職場によって難易度が変わってきます。

お金を稼ぎたいと思っている子は就活の時点でMRを選ぶことが多いですね。

——年収1,000万円を越えようと思うとやはり大変なのでしょうか?

MRは自社の薬や販売している薬の領域の勉強はかなり必要ですので、大変と聞きます。また、お医者さんと関係性を作る必要もあるので、人間関係でもしんどさはあると思います。働いていて体力面や精神面で辛くなって調剤に転職する人も多いと聞く職種ではありますが、やりがいと感じて働いている方も多いです。

30代の平均年収

平均年収
調剤薬局450〜700万円
病院350~450万円
ドラッグストア500~700万円
製薬会社450~600万円

30代の平均年収は約470~600万円で、男性は600万円前後、女性は500万円前後です。女性は30代から40代前半にかけて、一時的に育児で正社員を外れるケースが多いので、男性と女性で平均年収に差があります。

調剤薬局は年収450万円前後が基本で、役職がある場合は約700万円までの年収が見込めます。

病院薬剤師は他の薬剤師に比べても年収が低い傾向にあり、350~450万円前後が相場です。

全国勤務コースやエリア限定コースなどの雇用形態にもよりますが、ドラッグストアは年収500~700万円が相場で、調剤薬局や病院薬剤師と比べても平均年収が高いです。さらに男性だけでなく、女性の薬剤師も働き方によっては年収500万円を超える場合が多々あります。

製薬会社は450~600万円が平均年収で、製薬企業は固定残業制度を導入している会社も多く、残業手当や営業手当などの基本給外の手当によって平均年収が上がります。

また、30代以降も長く勤める場合は昇給率に注意しましょう。ドラッグストアは初任給が高く30代までの昇給率も高いですが、この後の給与の伸びしろが頭打ちになる可能性があります。病院の薬剤師に関しても初任給から低い傾向があり、給与の金額がきっちり決まっている場合が多いので、大幅な昇給というのは見込めなくなっています。

——薬剤師としてすぐに年収をあげたい!と思ったらどんな方法を取るのがいいと思いますか?

転職をするのがおすすめです!薬剤師の年収は昇給が少なかったり、年功序列が多かったりしますが、頭打ちがありますので、同じ場所で働き続けていると上がらなくなるときが来ます。そのときに多くの方が転職を選択するイメージがあります。

——転職をするさいには年収に着目すればいい転職ができますか?

薬剤師の年収は人が足りない場所や田舎にいくと給料が良かったりします。働く地域を全く意識しない場合は大丈夫ですが、住む環境も変わりますので、ストレスに感じる場合もあります。都心ではない地域に住むことが大変だと感じる方は年収だけではなく働く地域も重視して選ぶのがいいと思います。

40代の平均年収

平均年収
調剤薬局600〜800万円
病院550~700万円
ドラッグストア650~850万円
製薬会社550~700万円

40代薬剤師の平均年収は、520〜700万前後になります。

40代は男性と女性で大きく差がつく可能性があり、男性は約600〜700万円、女性は約500〜550万円が平均年収です。

女性でも正社員のまま働き続けている場合は、男性と同程度の年収が見込めますが、ライフステージの変化で派遣社員やパート社員になるケースが多く、労働時間や給与形態が変わるので年収が下がる傾向が見られます。

また、大手の製薬会社やドラッグストア、調剤薬局などのエリアマネージャーや統括マネージャーといった管理職に就いている場合は、年収800~1000万円前後も期待できます。

40代で800万円以上の年収を希望する場合は、キャリアアップが非常に重要です。転職なども活用しながら、役職や基本給を上げていきましょう。

——薬剤師の年収は年齢によって大きく変わってくるものですか?

ほかの業種と比べて基本給という面では頭打ちが早いと思います。ただ年齢や経験を重ねていくと薬局長手当があったり、管理職手当がついて年収が上がるイメージがあります。

年齢というよりも経験や立場という感じだと思います。

50代の平均年収

男性女性
平均年収650〜800万円550〜600万円

50代薬剤師は男性が650〜800万円、女性が550〜600万円前後となっています。

薬剤師の年収は業種によって大きく異なり、ドラッグストアや調剤薬局は比較的高い年収が見込めます。

しかし、実際は年齢を重ねるごとに年収の差が少なくなり、50代では各業種でほとんど年収の差はありません。

とはいえ、50代の平均年収は今まで築き上げてきたキャリアが大きく関わってくるので、大手製薬会社の管理職などは年収1000万円を超えているケースも多いです。

今以上に年収を増やすためには管理職になる必要があり、管理職への昇進が見込めない一般薬剤師の場合は、高額求人を出している場所へ転職するのも一つの手段です。

その場合は、就職先の多くが人が集まりづらい地域になっているので、引っ越しが必要な転職になる可能性が高い点に注意しましょう。

——派遣の薬剤師の場合はどのくらいが給与の相場になるか教えていただけますか?

時給2,500円程度が相場ですね。コロナ禍で相場が3,000円程度から2,500円程度に落ちています。また時給だけではなく、コロナ禍で通院する患者さんが減っているため、派遣の方が切られてしまったという話もよく聞いていますので、昔と状況が変わっていると言えそうです。

病院・ドラッグストアなど職業別 薬剤師の年収ランキング

ここからは、薬剤師に人気の転職先と平均年収のランキングを紹介します。

MR(医薬情報担当者)700万円程度
ドラッグストア500~600万円程度
食品、化粧品メーカー350~700万円程度
調剤薬局450~550万円程度
CRA(臨床開発モニター)450万円程度
病院薬剤師350~400万円程度
CRC(治験コーディネーター)350~400万円程度
公務員薬剤師300万円程度

それぞれの平均年収と仕事の特徴もあわせて、詳しく解説していきます!

新卒から高収入を狙える!MR(医療情報担当者)の平均年収

MRは製薬会社の営業及び広報担当者のことを指します。商品の品質や効能、安全性などを医師や薬剤師に提供する役割を担っています。

MRの平均年収は700万円程度とかなり高水準。どんな企業を選んでも一定水準以上の年収が期待できますし、大企業の求人を選べば年収1,000万円以上も超えてきます。

初任給も22~25万円前後と、他の職種と比べても高い金額です。MRの平均年収推移は約400万円からスタートし、年齢が上がることに安定して上昇して、800万円前後まで上がります。

外資系企業などの製薬会社では完全歩合制をとっていることも珍しくありません。自分の努力次第で年収が上がることは喜ばしいですが、安定性やストレスの少なさを求める方にとっては負担になりかねませんので、年収以外の要素も考慮して企業選びをするようにしましょう。

ドラッグストアで働く薬剤師の平均年収

薬剤師が活躍する職場の1つとしてドラッグストアがあります。

近年ドラッグストアは休職に店舗展開を拡大しているため、慢性的な人材不足となっています。人材不足のため、高い年収を出して薬剤師を採用している傾向にあり、ドラッグストアで働く薬剤師の平均年収は500万円~600万円程度となっています。

ドラッグストアの初任給は月30万円前後と高く、年収の推移も550~850万円で薬剤師の中でもトップクラスです。

ドラッグストアで働く薬剤師は、訪れるお客様の医薬品の相談相手になったり、サプリメントや食品などについても相談をされることがあります。そのため、医薬品はもちろんのこと、様々な商品に関する知識やコミュニケーション能力も大切な能力となる職場といえるでしょう。

——ドラッグストアの給料が良いと聞いたことがあるのですが本当ですか?

ドラッグストアは給料がいいイメージがあります!現在ドラッグストアは調剤併設店を増やしています。薬剤師が必要な店舗を増やしているので、それだけ薬剤師が必要になっているので、給料を高くして薬剤師を雇えるようにしているのだと思います。

——ドラッグストアの年収が高い傾向は続くのでしょうか?

今は高いですが将来的には低くなる可能性があると思います。ドラッグストアに限った話ではありませんが、薬剤師全体でみて人数的に飽和すると言われています。ですので、今は好条件で働くことができますが、5年後10年後となったときには今と同じ好条件で働けるかどうかは微妙だと思っています。

人気食品・化粧品メーカーの平均年収

メーカーで働く薬剤師の主な業務内容は「研究開発」と「管理部門」となります。

平均的な年収をみると350万~700万円程度となっており、管理職など役職がつくことができれば、比較的に高い年収を手に入れることができます。特に研究職や開発職は給与が高くなる傾向となっています。

しかし、安すぎることはありませんが、薬剤師の平均年収と比べると物足りない印象です。安い基本給からステップアップするには、上手くキャリアアップする必要があります。

薬事的な観点を活かして新製品の開発や研究に携われることがやりがいですが、求人数が少なく募集が限られているため狭き門ともいえます。

管理薬剤師で年収アップ!調剤薬局の平均年収

薬剤師の勤務先として多い場所の1つとして調剤薬局があげられます。病院に併設されている薬局も多いので利用されている方も多いのではないでしょうか。

そんな調剤薬局勤務の薬剤師の平均年収は450~550万円程度とされており、初任給も22~30万円からと高めの年収を得ることができるが、一般職のままだと年収の頭打ちがすぐにきてしまうと言われています。年収推移も頭打ちで600万円まで上がる可能性は少ないですが、役職を上げ管理薬剤師となると年収500~650万円程度とあがってきます。

また、役職以外での薬局の規模や勤務地域によっても平均年収が大きく異なりますので、希望勤務地域に関してエージェントに平均年収などを聞いてみることがおすすめです。

調剤薬局で働くことは、患者様と直接コミュニケーションが取れることや、雇用形態によって様々な働き方が選べることが大きな魅力といえるでしょう。

CRA(臨床開発モニター)の平均年収

CRAは「Clinical Research Associate」の略で、臨床開発モニターやモニターと呼ばれる仕事です。主な仕事は治験が医療機関において正しく治験実施計画書に基づいて行われているかチェックをすることです。

CRAになるためには製薬会社の開発部門に所属、または企業から臨床試験を受託している組織に所属する必要があります。

初任給は月収25~30万円となっており、年収推移は20代後半で500万円前後、30代前半で600万円前後、30代後半で700万円前後、40代以上は800万円前後と安定的に上昇します。

役職別では新入社員が450万円程度、中堅社員で520万程度、ディレクター職で800万円程度となっています。中には年収は1,000万円も超えるCRAもおり、所属する組織や立場によって大きく年収が変わる職種だといえるでしょう。

開発に携わることから非常に人気があるCRAですが、採用人数が少ないこともあり、簡単に就職決まらないこともあります。ですので、CRAへのになりたい場合は、積極的に求人等の情報収取を行ってCRAへの道を開いていくことをおすすめします。

病院薬剤師の給料は安い?

病院薬剤師は名前の通り、病院内で働く薬剤師のことを指します。医師をはじめ、看護師や病院内の他の部署との連携が重要となる職場ですので、コミュニケーション能力が求められます。

病院看護師の大きな魅力は患者さんと向き合いながら臨床治療に携われることです。調剤薬局やドラッグストアでは患者さんの病状や医療方針の把握は難しいですが、病院の場合は対面しながら踏み込んだ服薬指導を行うことが可能です。患者さんと密接に関わることにやりがいや、誇りを感じられる職場といえるでしょう。

病院薬剤師の初任給は20~25万円、年収推移としては300万円前後から緩やかに上昇していきます。

平均年収は350~400万円程度で、薬剤師の主任だと年収500万円程度、部長となっていくと年収600~700万円程度となっていきます。

年収は他の職場よりも低いですが、先進医療を扱える、患者に寄り添った医療を提供できるという点からやりがいを感じられるという意見が多く人気がある職場です。

——病院薬剤師は年収が低いと聞いたことがありますが本当ですか?

病院は年収が低い所が多いイメージがあります。忙しかったり、薬局で扱う薬よりも高度な医療を求められるのに年収が低いところも多いと思います。

ただ、夜勤があるので手当がついて給料が少しあがるかもしれません。

——病院薬剤師として働くメリットはどんなところだと考えますか?

やりがいだったり、自分の勉強になったりする面はすごく大きいと思います。病院で務めたあとに転職するとなっても、病院で働いたキャリアが評価されるので転職しやすいと思います。将来までのキャリアを考えると最初の選択肢としていい職場と言えるかも知れません。

CRC(治療コーディネーター)の平均年収

治験コーディネーターは治験を実施する際に、製薬会社と医療機関、患者様の間にたち、治験がスムーズに進行できるようにサポートをする仕事です。

治験内容の説明や、被験者のケアやサポートをすることなども仕事としてあげられます。

治験コーディネーターとして働くには、治験施設支援機関に所属して派遣されるパターンと、大学業院や研究施設などに所属して院内治験コーディネーターとして働くパターンがあります。

初任給は約20~30万円で、年収推移としては300万円前後から、10歳ごとに100~150万円ほど上昇していく可能性が高いです。

平均年収は未経験者の場合は300~400万円程度、経験者の場合は400~500万円程度となっており、治験業務全体を統括できる立場になると年収1,000万円を超えるケースもでてきます。

国立大学病院など、公務員薬剤師の平均年収

薬剤師や調剤薬局やドラッグストアで働くイメージが強いですが、都道府県などに所属して公務員として働く薬剤師も一定数います。

公務員薬剤師の働き方は3種類で、「国家公務員薬剤師」「地方公務員薬剤師」「麻薬取締役官」となります。それぞれ薬剤師資格以外に指定の試験を合格することで就職が可能です。

公務員薬剤師の魅力は、民間企業に比べて安定していること、福利厚生が充実していること、収入が安定していることがあげられます。

初任給は20~23万円程度と高くはなく、年収推移も緩やかに上昇していきます。

平均年収でみても最初は300万円程度と薬剤師全体の平均年収よりも低めとなっていますが、公務員薬剤師や長く務めるほどに高待遇となっていき、退職金の支給額も高くなっています。ですので、生涯年収でみると遜色ない年収となっています。

薬剤師が年収を上げる方法

ここでは、薬剤師として働く中でなにをしたら年収が上がるのか、どういった取り組みをすれば年収があがるのかについて解説していきます。

——年収を上げると考えたときに副業が話題ですが、薬剤師で副業はできますか?

できないことはありませんが実際まだできる会社は少ないと思います。派遣薬剤師として働きながら自分のやりたいことをやっている人はいますが、正社員をしながら副業をしている方は周りにほとんどいないです。

——副業をされている方はどんなことをされていますか?

知り合いは美容関連のアイテムを販売しています。副業をしている方は自分の好きなことをやっていますね。他には派遣薬剤師をしながらも、アルバイトでも薬剤師をしている子もいてかなり稼げると言っていました。

直接会社と年収交渉をする

現在お勤めの会社に直接交渉をして給料を上げる方法があります。

人事考課のタイミングや、上司との面談等のタイミングで交渉を行います。単純に「給料を上げてください」と伝えても話は通りづらいため、会社での自分の実績等アピールできる要素をまとめて交渉に臨むようにしましょう。

給料を上げる方法として紹介はしていますが、現在の職場で昇進や役職を得ることなく年収アップを狙うのは最も困難な方法と言えるかもしれません。

昇進して役職持ち(管理薬剤師)になる

2つ目の年収を上げる方法が昇進することや役職を持つこと、具体的には管理薬剤師になったり、薬局の店長を目指したりすることです。

役職や立場ごとに給与の設定は変わり、基本的には立場が上になるほど給与は高くなります。したがって、現在の職場での年収アップを目指す場合には、職場内で上の立場を目指すことが最も給与を上げやすい方法です。

働き方自体を変える(より条件のいい会社に転職する)

同じ薬剤師資格の仕事であっても雇用形態や働く場所(地域)、働く先(会社)によって大きく年収は変わってきます。

まず雇用形態では、非正規社員よりも正社員の方が年収が高くなる傾向があります。月収でみると正社員よりも派遣の方が高くなる場合もありますが、ボーナスなどを加算して考えると正社員の方が年収が高くなるケースがほとんどです。ですので、現在パートや派遣として働かれていて、今後年収を上げたいと考えている方は正社員への転職を目指すのが年収をあげるわかりやすい方法となります。

続いて働く場所(地域)です。薬剤師は勤務場所で大きく収入が異なる職業です。多くの職業では、都会は年収が高く地方は安いのが一般的です。しかし薬剤師の場合は一般的な傾向とは異なり、地方の方が年収が高くなるケースが多々あります。タイミングによって変わるので、一概にこの場所の年収が高いと言い切ることはできませんが、住む場所にこだわりのない方は場所を問わずに求人を探してみたり、エージェントに探してもらったりすることをおすすめします。

最後に働く先(会社)です。薬剤師が働く場所では製薬会社やドラッグストア、調剤薬局、病院など様々な場所があり、それぞれで年収水準が異なってきます。一般の企業で言えば外資の方が年収が高くなる傾向もあります。病院や薬局であれば経営規模によっても年収に差がでてきます。ご自身の理想の働き方、希望の年収によって選び方が変わってきますので、希望が明確な方以外は、一度エージェントに相談してみると働き方の選択肢が広がるのでおすすめです。

——いま薬剤師の求人にはどのような傾向がありますか?

いまは条件的には少し前より厳しくなっているかもしれません。前は引く手あまたな感じで、イージーモード過ぎたといえるかもしれません。しかし、一般の職種よりは働き口が多いと言えそうです。

——以前とどのように変わったのか教えていただけますか?

以前はこちらが条件を伝えればそれでOKという感じも少なくありませんでした。しかし現在は自分の年収がいくら以上じゃないと嫌だと思っているだけだと転職が難しくなりましたので、自己研鑽を行うことも必要な時代になったと思っています。

薬剤師で年収を上げたいなら転職がおすすめ

やはり年収をすぐに上げたいと思うなら転職がおすすめです。転職をする際は年収でみることももちろん大切ですが、場所や環境、扱っていく薬の種類など、自分の中で優先順位をきっちりとつけることが転職で成功するコツとなります。

YouTubeやインスタで相談をいただくこともありますが、まずは自分が何を重視しているかを把握する自己分析が大切です。また、なんとなくで企業を選んで失敗したという話も聞きますので、企業分析もしっかりとやるようにしてください。

自己分析と企業分析をしっかりすれば自分の希望が叶う転職が近づくと思います!


薬剤師の年収や年収を上げる方法について紹介してきました。

Kaoriさんに教えていただいた通り、年収だけがすべてではありませんので、自分が本当になにを優先しているのかを考える自己分析を徹底的にやってみることで、将来希望する働き方が見えてくるかも知れません!ぜひやってみてくださいね!

KaoriさんのYouTubeでは、動画で薬剤師の働き方や年収など、薬剤師の方が働くうえで気になることを配信しているので、是非チェックしてくださいね!

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